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業務委託と請負の報告義務について

フリーランスとして、一人で自宅などで仕事をしている方も多いと思いますが、仕事をしていると時には様々なことが起こりますよね。
ミスをしてしまうこともあれば、スムーズに仕事が進まないと感じることもあるでしょう。
こんな時、「これは、クライアントに報告するべき?」と思われる方もいるいでしょう。

クライアントから仕事を請け、仕事をする際にはある程度の報告が必要となります。
しかし、報告が必要なタイミングや内容などは、どういった契約をしているかによって、変わってきます。
業務委託の場合には、クライアント側から報告請求があった時には、いつでも現在の状況を報告することが義務となります。
そして、業務が終われば業務が終わったことを報告し、遅滞なく経過報告をしていくことが必要となります。
それに対し、請負の場合にはあくまでも業務の完成まで依頼されていることになりますから、仕事を進めている間の報告義務はありません。
請負の場合には、仕事の進め方、スケジュールなどは全て任されていることになり、自由に進めることが出来ます。
納期に間に合う様に進めていれば、何も問題はないということ。ミスなどが起きても、納期内にしっかりと改善することが出来れば、報告する必要はないでしょう。

このように、業務委託と請負によっては報告義務が変わってきます。「これは、報告した方が良いだろうか?」と迷った時には、自分の契約内容を思い出すことで、報告が必要かどうかが分かるはず。請負の場合でもクライアント側から「調子はどうですか?」といった確認が入ることがありますが、状況を軽く説明する程度で十分でしょう。