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業務委託と請負の瑕疵担保責任

フリーランスで仕事をする際には、それぞれ請負った仕事を責任もってこなしていくことが基本となります。
当然、小さな仕事であっても、大きな仕事であっても、責任を持って仕事を進めていく必要があります。
しかし、時にはちょっとしたミスに気づくこともあると思います。中には、そのミスに気付いたにも関わらず、「今から直すと、納期が間に合わなくなってしまう」という理由から、そのままの状態で納品する方もいるでしょう。
こういった場合、瑕疵担保責任を問われる可能性がありますので注意が必要ですよ。

「瑕疵担保責任って、どういうこと?」と思われる方も多いと思いますが、納品後に隠れている瑕疵が見つかった場合に、請け負う責任のことを指します。
フリーランスで仕事をする際には、納品された物に何らかの瑕疵を見つけた場合に課せられることになります。
しかし、この瑕疵担保責任はどういった契約をしているかによって、変わってきます。
業務委託の場合には、瑕疵担保責任が問われることはありません。あくまでも、一部の業務を請け負うことになりますから、責任は課せられることがないということ。しかし、請負として契約を結んでいる場合には、瑕疵担保責任を負うことになります。
業務全体を任されていることになりますから、瑕疵が見つかった時には全て責任がかかってくるということ。それだけ、請負というのは責任が大きいということになります。

このように、フリーランスで仕事をする際には、どういった契約で、どういった仕事の幅を依頼されているかによっても、瑕疵担保責任の有無が変わってくることになります。